フジテレビドラマ ラストフレンズ
フジテレビドラマ 「ラストフレンズ」(長澤まさみ/上野樹里/瑛太/錦戸亮/水川まさみ 出演)について語るブログ/特ダネ/特選情報
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フジテレビドラマ ラストフレンズ 最終話 『未来へ』 & 特別編 新しい家族
とうとうすべてのストーリーが完結しました。

最終話冒頭で、宗佑(錦戸亮)の死が明らかになる。
遺書には美しい文面が綴られている。

美知留へ

さよなら美知留。
君を自由にしてあげるよ。
生きてる限り、僕は君を縛ってしまう。
だから、君に自由をあげるには、この心臓を止めるしかない。
僕は君のすべてになりたかった。
君の見る世界のすべて、君を照らす光のすべて、
君の感じる喜びのすべてでありたかったんだ。
どこまでも、いつまでも僕は君と一つでいたかった。
でも君は、僕のいない世界に幸せをみつけてしまったんだね。
だから僕は行くよ。
せめて、まだ君のぬくもりが、この手に残っているうちに。
君と一つになれたことを、この体が覚えているうちに。
ごめんね。君の笑顔が大好きだったのに
笑わせてあげられなくて。
ごめんね。愛し方がわからなくて。
ごめんね。僕が君を幸せにできなくて。
さよなら美知留。幸せにね。


こうして、文章を読んでいると、宗佑にも同情してしまいたくもなるのだが、彼がこれまで、ミチル(長澤まさみ)や、ルカ(上野樹里)、タケル(瑛太)にしてきたことを考えれば、同情などとんでもない。まず、あくまでも第三者的な立場で言うなら、死ぬのは勝手だけれど、周りの人を巻き込んで死んでゆくのは止めて欲しい。という気持ちになる。

彼のこのような形の死によって、ミチルの心は永久に傷ついた部分を持つことになったんだから。これでは、結局誰が被害者なのかも分からなくなりかねない。とんでもないということも言える彼の身勝手な死であった。最終話では、ルカも彼の死について批判していたが、同感であった。

しかし、ミチルの立場からすれば、必ずしもそういうことにはならないのかもしれない。きっと、彼女の心の中には、一言では表現できないような複雑な心境や思いがあるに違いない。良くも悪くも、運命的な出会いなんだから。二人の関係というものは、他人が善悪を語る以上の何かしらの深い事情があるのだろうし、彼女自身にとっては、そこからなにがしかを学び、知るために、与えられた出会いだったんだろうと思う。

宗佑の死の後、しばらくして、タケルとルカは、ミチルに会うために、バイクで銚子へと向かう。途中、ダンプカーと正面衝突しそうになり、これで終わりかと思ったけれど、かすり傷であった。これが伏線になって、病院で3人が再会することになるのだが、この事故のシーンは、私個人の感想では、「ちょっと妙だな」というものだった。このドラマで唯一、とってつけたようなシーンに感じられた。

前回も書いたけれど、スタート時点の脚本ではもしかすると、ここで2人(又はルカのみ)が死ぬという選択肢もあったのではないだろうか。(まあここじゃなくてもいいんだけど)そして、それを知らないままミチルは、銚子で静かに暮らしてゆく。でもそうなると、第一話の海をみつめながらの彼女のセリフ(『もう会えないんだね』)という話が少し矛盾を生じるかもしれないから、それ以前の段階で、何らかの形で死を知るということもあると思うんだけれど。

というのも、ラストフレンズというタイトルを考えると、どうしてもちょっとズレを感じてしまう。何度か、「My dear, friends. You are my last friends.」というセリフが出たけれど、どうもしっくりいかない感じがしたのだ。ネイティブの人にこの表現をする場合の印象を聞いてみようとかなと思っているのだが、、。

結局、予想以上に評判が上がったので、次回作かスペシャル版などの作成も考えて、3人とも生きたままにしたとか。

でも、そういうふうにやたらと悲劇的にして、名作っぽく終わるよりも、最終話の最終シーンのような、青春グラフィティー的なまとめ方は、終わってみれば、そのほうがずっと気持ちいいと思ったし、その前向きさがとても良いなと感じたりもした。

そして、特別編の一番最後の部分で、タケルが姉からの電話を受けたシーンがあり、いままでは、電話の相手が姉だと知るだけで体が震えていたタケルだったが、もうそのようなこともなく、しっかりと姉に対して今の自分を語り、姉の幸せをも願えるようになっていた。

「自分には家族が出来たんだ。- 中略 - だから、決して許すことができないと思っていたお姉さんのことも、今は許し、幸せをも願っているよ。」

このセリフには感動させられたし、このシーンを見て、終盤のストーリー展開に充分納得することができた。本当に良い終わり方だったと思う。

結果、このドラマに救われた気持ちになった人、これからの自分の人生にとても大きなヒントを得られたと感じた人は多かったのではないだろうか。

このドラマでは、さまざまな『愛』と言われる形態がテーマになったけれど、何が本当に求められるべき『愛』であるか、もっと言えば、『愛』という、一人歩きしているこの言葉の本当の意味を教えてくれたように思う。

そして最後に、このドラマの出演者である、長澤まさみさん、上野樹里さん、瑛太さん、錦戸亮さん、水川あさみさん、山崎樹範さん。みなさん本当に素晴らしいドラマを提供してくれてありがとうございました。このドラマがきっかけになって、これから日本のドラマ界の主要な役者として成長されることは間違いないと思いますし、これからの作品も楽しみにしています。そしてとても期待しています。これからも頑張ってください!


そして、本当に最後に、少し余談になるけれど、このドラマの視聴者の中にもDV被害者や加害者の方がいると思いますし、もしかするとこのサイトをご覧いただいている人の中にもいるかもしれないと思い、ちょっとヒントになるかもしれないことを下記に書いてみることにしました。これはある依存症を克服した女性の話ですが、根っこは良く似ているように思えました。自分自身への参考のためにも、覚え書き程度に書き記しておこうと思います。なかなかいい話でした。


最終話が終わって少しした後、いつだったか忘れたが、夜遅くに、依存症を克服した一人の女性の話をしていた。彼女は、大学を出るまでは、成績も優秀で、エリート意識も高かった。しかし就職後、自分に与えられた業務が、自分がこれまで抱いていた人生とあまりにも落差があったことで、絶望してしまう。

そして、だんだんとセックスにのめりこむようになり、セックス依存症になってしまったらしい。ついに仕事中にも出会い系サイトで男を漁るようになり、上司にそれがばれて厳しい忠告を受け、非常なショックを受ける。それがきっかけでカウンセリングを受けることにし、ついにそれを克服したということらしいが、彼女がその時にテレビで語っていたこと、

「セックス依存症だけでなく、あらゆる依存症と呼ばれるような症状を克服したければ、自分が持つ最も深い欲望は何かを理解することが必要。その作業は自分自身にとって、非常に辛い作業になるけれど、それを知りそこを乗り越えることができれば、依存症は克服できます。それ以外に乗り越える道はない。」


(了)


テーマ:ラスト・フレンズ (長澤まさみ、上野樹里、瑛太出演) - ジャンル:テレビ・ラジオ

フジテレビドラマ ラストフレンズ 最終話(11話)〜 セカンドシーズン?
あー、ついに終わりました。

そうか。そうでしたか。とてもきれいなエンディングでした。

last という意味からしてもっと悲劇的に終わるかと思ったけど、
ひょっとしたら、ラストフレンズ セカンドシーズンあるのだろうか。

特別編は予告なかったけど。楽しみです。


テーマ:ラスト・フレンズ (長澤まさみ、上野樹里、瑛太出演) - ジャンル:テレビ・ラジオ

ラスト・フレンズ 第10話「最終章・愛と死」 向き合う人間とすり替える人間 DV考




第10話までを見て、感じたこと。ルカ(上野樹里)と宗佑(錦戸亮)という2人の人間を通して感じたこと。このドラマの主要なテーマでもあるとても重要なことについて、ついに最終話を迎える前にストーリーをからめながら考えてみた。

ルカには誰にも明かすことのできない苦しみがあり、宗佑には過去に受けたであろう深い心の傷がある。2人ともにそんな心の深いところにある自分の有様を他人に語ることはない。(ルカは多少なりともタケル(瑛太)という親友を得ることで語ることができたけれども)

しかし、ルカと宗佑という2人の人間の生き様を見ていると、ルカは自分の真実の姿をつねに真剣に見つめながら生きている。もちろんそれは深い悩みを伴うものではあるけれど。競技者でもある彼女は、自分を厳しく律することができる部分があり、他人には深い愛情を示すこともでき、第10話ではルカを親身に支え続けてくれた彼女の父親(平田満)に、ついに自分の真実を語るといった勇気をも持ち合わせている。

対して宗佑はというと、自分自身と深く向き合うというよりも、そういう心の闇を見つめることができずに、まぎらわしの代用物のようなものを探し、そこに耽溺する。それがひとつには、ミチルへのDVであったり、ルカへの嫌がらせであったり、タケルへの暴力であったりするわけだ。悪い意味で常に外向きだ。

今回DVという問題について考えさせられたが、おりしも秋葉原での通り魔殺人などが起こり、偶然ではあるけれど、何かとても共通性のようなものを感じてしまった。

秋葉原事件の犯人は、幼い頃にこういうことがあって、職場でこういう状況があって、そして、今回このような行為に及んだなどと、それなりのストーリーが語られ、また本人もこうなったいきさつをいろいろと語っているようだけれど、実のところ、そういう個人的な事情と、無差別殺人とは何の関連性もないように思える。だいいち同じような境遇の人間は山ほどいたとしても、彼のような行為に及ぶものは10000人に1人もいないであろう。

ひるがえって、宗佑のミチル(長澤まさみ)に対するDV。宗佑にもさまざま不幸な生い立ちの事情やらなにやらがいろいろとあるのかもしれない。しかしそのこととミチルへの暴力というのは実は関連性はないように思える。ミチルが宗佑のそんな複雑な生い立ちに関わっているはずもないであろう。もちろん宗佑の場合には、愛情の裏返しの行為としてDVがあるということは言えるかもしれないけれど、実際彼のミチルへの分裂ぎみの感情というものが、どこまで愛情に根ざしているものなのかどうか。さまざまな考え方があるように思う。

しかし、第10話でミチルを部屋に再び誘いこみ、レイプした後、ミチルが静かに泣きながら、宗佑に、シェアハウスの友人達に危害を加えないで欲しいと哀願する姿を見て、ミチルとシェアハウスの人達の幸せそうな写真を見ながら、泣きくずれたその瞬間には、やっと自分のみじめな真実を正面から見据えることができたんだと思う。しかしその結論として、自殺を選んだのは彼自身にとってある種残念なことだ。もっと真剣に自分に向き合い、ミチルの元から静かに立ち去り、ひとりの人間として、男として立ち直るという選択肢もあったはずだ。

不可解な暴力、DV、自殺。こういった現代社会のひとつの縮図のような行為。こういう行為を決する人間のその瞬間の心境はどうなっているのか。これは、思うに、誰にでも分かりやすい例でたとえれば、酒に逃げる瞬間の心境のようなものなのではないだろうか。人が酒に逃げる瞬間をよく思い出せばわかると思うけれど、何かどうしようもなく苦しいことがあって、これ以上考えることは辛い、面倒だ、嫌だと思う瞬間に、意識のすり替えがあって、酒に逃げる。それは誰にでも経験のあることだからたとえとしては分かりやすいような気がする。もちろん通常の飲酒に問題があるはずもない。飲酒も度が過ぎるとアルコール中毒ということになるんだけれども、、。

宗佑にとっての”その瞬間”とは。恐らく、自分が愛されなくなる(否定される/嫌われる/避けられる)ことへの恐怖を感じたその瞬間なのではないか。そしてDVやさまざまな暴力という形ですり替えられる。それは恐らく過去の体験からくる深い心の傷や記憶が引き金になっているんだろうけれども。

不可解な暴力、DV、自殺を行うものにとって、それらの行為は何かの最終的な手段、解決として起こされるもののように言われるけれど、実はそうではなくて逃避行動に近いのかもしれない。自分と向き合うことが辛く、苦しいからそういう行為で自分を誤摩化しているのではないだろうか。誤摩化しの材料にされた人達にとってはたまったものではないであろう。

自分を強くするということはとても難しく、困難を伴うものだけれど、そういう人間でありたいと思う。

ルカと宗佑。この二人は対局に位置する人間のようであって、実は紙一重の差しかない人間であるし、もっと言えば、誰の心の中にも、ルカがいるし、宗佑がいるんだと思う。その微妙な差のもたらす大きな結論の違いを決定づけるもの。それはちょっとした想像力の差なのではという気がする。少し先を見通すことのできる想像力の差だ。

エリ(水川あさみ)と小倉(山崎樹範)がシェアハウスから出勤の途中、偶然にも近くの公園に潜んでいた宗佑を発見した時、エリは宗佑に近づき、どうして、後をつけたり、待ち伏せしたり、暴力ふるったり、そんなことばかりするのか、そんなことすればするほどミチルの心があなたから離れるということがどうして分からないのかと詰め寄ったけれど、想像力というのはそういうことだと思う。これをしたら結果がどうなるということや、それにともなうさまざまな関係性をどこまでシュミレートできるかどうかということだ。

最終話、それは宗佑と対をなすルカという人間の生き様を結論づけるストーリーになりそうであり、とても楽しみなところである。きっと悲しくはあっても美しいエンディングになるに違いない。


ラスト・フレンズ使用
Healthknit フロッキープリント Tシャツ!



同じくHealthknit フロッキープリント Tシャツ!



『ラスト・フレンズ』登場記念! 
近日オーダー受付予定
Rombo(Innocent Red)
代官山FRUTTI DI BOSCOのショップ。
その他、伊東美咲さん、篠原涼子さん
山田優さん、栗山千明さん、松雪泰子さんなど
愛用のバッグが盛りだくさん!



ミチルがドラマで使用のトランクスーツケース



衝撃の最終回へ どうなるラストフレンズ
前回の大胆予測は結構はずれた模様。 m(_ _)m

最終回予告編から、、、。

宗佑(錦戸亮)の自殺。でもまだ死なないのか?

結婚式。誰と誰の? ミチル(長澤まさみ)とタケル(瑛太)? まさかエリ(水川あさみ)と宗佑?いや小倉(山崎樹範)か?

バイク2人乗り。誰と誰が乗っているのか。ルカ(上野樹里)とミチル? ルカと宗佑なら意外の展開?

妊娠。誰が父親? やはり宗佑なのか? あるいはタケルなのか?

衝撃の最終回とは? ちょっと見えなくなってきた。

しかし、いまあらためて思う。タイトルの「ラストフレンズ」の真の意味とは?


フジテレビ系列のファッション雑誌 『Numero』。
「ラスト・フレンズ」「絶対彼氏」「CHANGE」などドラマで使用のファッションが掲載!?




テーマ:ラスト・フレンズ (長澤まさみ、上野樹里、瑛太出演) - ジャンル:テレビ・ラジオ

ラスト・フレンズ 第9話「君の命」 & 今後の展開を大胆予測!


ミチル(
長澤まさみさん)系!!


フジテレビドラマ ラストフレンズ ストーリーもいよいよ終盤に入った。特別編を含む全12話の構成の中、10話以降はどんな展開をみせるのか? 第9話は、 ラストシーンがあまりにも衝撃的で、しかも重要なシーンであるために、他のシーンが飛んでしまった。


シェアハウスの契約で保証人になってもらうため母の元へ行くミチル(長澤まさみ)。タケル(瑛太)が優しくミチルに付き添ってくれている。はじめはタケルに拒否反応を示し、宗佑のかたを持つ母であったが、しだいにタケルと打ち解けてゆく。

雨の降る帰り道。ミチルはタケルと別れ、買物へ雑貨店へ。しかしそこには宗佑(錦戸亮)がいた。

「いつ帰ってきてくれるの?」

しかし、ミチルは、もうあなたとは別れたし、今は好きな人がいると言った。

うろたえる、宗佑。

走るように逃げ出し、店を出るミチル。急いでタケルに追いつき、共に歩く。しかしその様子を宗佑は見ていた。

後日、仕事帰りの道すがら、タケルをいきなり宗佑が襲う。重傷を追うタケル。

そんな折、シェアハウスに宗佑から電話が。電話をとるルカ。それは宗佑からの、自宅への誘いの電話であった。

ルカを部屋へ招き入れる宗佑。ルカの家族にルカの真実をばらすと脅迫する宗佑。

「勝手にしなよ。私にはもう怖いものなんてないんだ」(ルカ)

「お前が仕組んだんだろう」(宗佑)

そしてルカは言う。

「違うよ。ミチルは変わったんだ。ミチルは今、自分の力で、お前よりも何倍も優しくて、心が広くて、本当に人を愛せる人間を好きになりかけている。ミチルはこれからいくらでも幸せになれる、、。」(ルカ)

そして、ルカの手がアップになる。ミチルからのお守りを握る(恐らく、、)手がより強く握りしめられる。このシーンは、とても悲しい気分になるシーンだ。ミチルは幸せになるけれど、ルカ自身の手で彼女を幸せにすることはできないのだから。上野樹里が味わいのある表情/演技をしている。

「お前にだけは決して邪魔させない。」(ルカ)

「何でそんなことが言えるんだ。」(宗佑)

「ミチルを本当に愛しているのは私だから。♪ prisoners of love ♪ あんたの愛なんて本当の愛とは思えない。」(ルカ)

本当の愛とは相手の幸せを思う心の強さであり、自分の好き嫌いを相手に押し付けることではない。分かってくれないからと言って、分からせようとするのは愛とはいえないのは当然のことである。


ルカの言葉を聞いて逆上する宗佑。二人はもみ合うが、ついにルカは宗佑にレイプされてしまうのか、、、。

ミチルをめぐる、愛と憎しみの激しい交錯。

ここまで見た時、自分なりの最終話までのストーリープランがさっと頭の中で流れた。

ここで、大胆にもこの後のストーリー展開を推理してみる。


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テーマ:ラスト・フレンズ (長澤まさみ、上野樹里、瑛太出演) - ジャンル:テレビ・ラジオ

フジテレビ ドラマ「ラスト・フレンズ」第8話「最後の手紙」 - 真実の愛情




シェアハウスを出ていこうとするルカ。

とかく愛と言えば、それは男女の間にある感情を指すことが多い。そんな場合には他の愛情と違って、感情とセックスの2面で語られることになる。

もっとも理想的な愛のかたちは、愛情の結実としてのセックスがともなった瞬間なのか、、、。


シェアハウスを出ることが、タケルやミチルに知れると二人は動揺する。タケルは言葉少なく落ち込んだ表情だ。ミチルは不安に陥り、ルカに何故シェアハウスを出るのか、ルカがいなくなったら心細くて生きていられないと言い、ルカは、そんなんじゃ困るんだよ、とミチルをたしなめる。

ルカは愛する人達とのしがらみを捨て、一人の人間として立ち上がりたかったに違いない。とかく愛する人がいると自分をかえって見失ってしまうことがあるということなのか、、。

お別れ会をしようと、小倉が提案し、ミチルたちは準備をしようとしていたが、予定よりも早くルカは部屋を出てしまう。

シェアハウスの前で、偶然でくわした、ミチルとルカ。最後にちょっと散歩に、思い出の公園まで。シェアハウスに戻ったタケルは、抜け殻のようなルカの部屋に入り、すでに去ってしまったことを悟る。部屋に置いてあったタケル宛の一通の手紙。そこには、あのタケルの愛の告白の日に、ルカが語ることができなかった彼女の真実が綴られていた。

後を追うタケル。


愛の結実としてのセックスがある。でも実は男はセックスがしたいがために愛を語り、女は愛を得ようとしてセックスを利用する。愛を語る場合、男女に限って性がそこに介在し、それは時として美しい姿を表すこともある反面で、それがために真実を曇らせることもある。性は麻薬であり、詐欺師のようなもの。効き目がなくなると嘘のように別の真実が姿を表す。


ルカとミチルが公園でコーヒーを飲んでいる。そして最後のお別れをする。そこにタケルがやってくる。

「行くなよ。手紙は読んだ。ルカのことは全て理解した。しかしそれでもボクはキミのことが好きだ。君を見守り、支えて行きたいんだ。」


このシーンでの瑛太の演技は最高だ。ひょっとしたら、第一話から第八話までの中でもっとも力のこもった名シーンだったと思う。この時、主役はまさしく瑛太だった。

タケルの愛情は性を越えたものだ。美しい輝きを放って。

ルカ(上野樹里)から流れる涙は、演技を越えて本物のようにすら感じた。

もしも愛に真実と嘘があるとすれば、この時の愛は真実であったに違いない。



ラストフレンズ 瑛太さん使用モデル



第八話でも水川あさみが瑛太のbarに来て
話をしているシーンで写っていた、
瑛太勤務のBARにあるペンダントライト







テーマ:ラスト・フレンズ (長澤まさみ、上野樹里、瑛太出演) - ジャンル:テレビ・ラジオ

フジテレビ ドラマ「ラスト・フレンズ」第7話「残酷な現実」 - 孤独な魂




「もっと好きになれよ」

岸本瑠可(上野樹里)が、水島タケル(瑛太)に言った言葉。

タケルに愛の告白をされ、自らのカミングアウトをあきらめたルカ。タケルの申し出でを断り、タケルにはミチルのような女性が似合うと、このように語ったのだ。本当はルカ自身が「もっと好きに」なりたかったに違いないのに。

第七話では、ルカの孤独感がさらに大きくクローズアップされていく。

同一性障害という病に苦しみ、ミチルを愛するルカは彼女(彼)自身の最もコアな部分の感情を何一つ外側に向けることができず、自らの存在感が危うい状況にすらある。

ゲイでも同一性障害でもない私自身には、こういった感情を持った人の気持ちは分からないはずなのだが、このドラマを見ている時、気付かぬうちにルカにどんどん感情移入していってしまう。彼女(上野樹里さん)のマジックなのか、演出の効果なのか。

しかし、ルカの存在は、人間なら誰でも感じるであろう魂の孤独感を代弁しているのかもしれない。

はけ口のない、ルカの寡黙。

同時に、タケルにも過去の記憶から引きずる問題がしだいに露出してくる。ミチルはついに、及川宗佑(錦戸亮)に分かれの告白をするが、それでも彼女自身の喪失感や孤独感はシェアハウスの中でしだいに増してゆく。

同じ屋根の下に暮らしながら、三人の心は閉ざされ、それぞれの魂は彷徨う。

寂しさに耐えられないミチルは、タケルに心を向けようとする。

「好きになってもいいかな」

そんな二人を見たルカは、気付かれぬように家から外へ出る。

ドラマも50%を過ぎた。それぞれの魂の安らぎ、安息所はどこに、そしてどのような形で設けられるのであろうか。しかし、上野樹里さん自身のキャラなのか、演技力によるものか、どんな状況にあっても、ルカには、ファンタスティックな清涼感のようなものがあって、重いストーリーであれ気にさせず引っぱっていく。

「幸福な時間は思った以上に短いものだった」

ミチルの最後のささやきが、耳に残った。


glamb(グラム)
Men'sNONNOにて瑛太さんが着用していたアイテム。(写真有)



glamb(グラム)
同じくMen'sNONNOにて瑛太さんが着用していたアイテム。(写真有)




水川あさみさん使用の色/口紅?




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直営公式通販サイト





テレビドラマ「のだめカンタービレ」で
瑛太さんが演じるバイオリニスト峰龍太郎が
使用していたバイオリンケースです。




テーマ:ラスト・フレンズ (長澤まさみ、上野樹里、瑛太出演) - ジャンル:テレビ・ラジオ

ラストフレンズ 第6話 「命がけの逃避行」 はかなく濃密な時間
夢展望コレクション

ラストフレンズ 第6話 「命がけの逃避行」 (ネタバレあり)

前回の終盤、自殺をほのめかす及川宗佑(錦戸亮)の元へ、再び戻ってしまう藍田美知留(長澤まさみ)であったが、結果宗佑は自殺もせず、再びミチルを拘束し、暴力を振るう毎日であった。

そこには、関わることの怖さと、関わってしまう者の愚かさと、、。宗佑とミチルの間に漂う悲劇があった。

半ばやけくそになり、荒れる岸本瑠可(上野樹里)。そして心配になった水島タケル(瑛太)は、ミチルのいるマンションを訪れ、そこで悲惨なミチルの生活を目のあたりにする。

ついに、タケルは半ば強引にミチルを連れ出す。これを知った宗佑の行動は、これからどのようにエスカレートしてゆくのか。それを思う時、地獄の釜のフタがついに空き、その底へミチルやタケルやルカ達が落ちて行くことになるのだな。そんな予感がした。

しかし、そんな状況の中にあって、戻ってきたミチルとルカが公園で二人乗り自転車で走り、タケルと競争して、、、3人の生活は、ふと幸せに、輝いて見えたりもする。一瞬のささやかな時間の断片が、とてもはかなく、しかし濃密で美しいものに感じられて、、。

好きであればあるほどに、心を閉ざし、素直になれなくなるルカ。そんなルカに時折距離を感じてしまうミチル。ルカの気持ちは複雑に揺れて、自分の真実の姿をなんとかしてさらけだしたいと思う気持ちが増していく。

ついにルカはタケルに自分の真実の姿を告白しようと決心するのだが、逆にタケルのほうから愛の告白をされてしまう。

第六話は、出演者達の輝くような美しさと悲劇が絡み合い、とても濃密な時間を作り出した。45分という時間もあっという間に過ぎてしまった。

ひょっとしたら、ルカも宗佑もタケルも最後には、みなこの世からいなくなってしまうのではないか。そんな悲劇を目前にした一瞬の輝きのようなもの。今回はそんな気持ちに襲われてしまった。

最後に、こんな苦しいストーリーの中ではあるが、酔っぱらいのルカ。公園で競争する時のルカ。なんだか妙に面白くて笑ってしまった。それが一層、第六話の雰囲気を盛り上げてもいるのだが、、。それから、主題歌の「prisoners of love」の別バージョンが最後のほうに流れていたけれど、とてもよかった。


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ラストフレンズ 第五話「衝撃の一夜」
ラストフレンズ 第五話「衝撃の一夜」(ネタバレあり)

一端、シェアハウスに行き、及川宗佑(錦戸亮)との関係を絶とうと決心した藍田美知留(長澤まさみ)だったが、どうしても彼のことが気になってしまう。ある日役所に電話をかけ、宗佑の様子を伺ってみたのだが、一週間も風邪で欠勤しているという。

そして、ついに再びの宗佑のいるマンションへ。

岸本瑠可(上野樹里)水島タケル(瑛太)などシェアハウスの友人達が、ミチルのことを気遣い、何とか宗佑のことを忘れさせようとするのだが。

煮え切らないミチルの態度にイライラ感がつのるところだが、当事者にとっては、これが考えた末の真剣な行動ということなのであろうか。その答えのようなセリフが第五話の終盤でミチル本人から語られる。

ルカが選手権で一位通過を果たした後、タケルとミチルが語り合うシーンで、ミチルは、「ミチルがどんどん遠くなって行きそう。自分は何の取り柄のない弱い存在。宗佑も似ている。だから宗佑のような人間の気持ちがよく分かる。」と言う。

結果、自殺をほのめかす宗佑の元へと向かう。

こういう心の動きが愛情の現れかどうか疑問だが、一種ストックホルム症候群にも似たような一種の愛情というよりは、同情(シンパシー)のようなものに引きずられているであろうミチル。

ルカはルカでミチルのことを思うあまりに、ミチルの行動を縛ろうとしてしまっている自分に醜いものを感じてしまい悩んでいる。

愛情の欠落した、あるいはストレートに自分の愛情を表現できない環境にいる、宗佑、ミチル、ルカ。求める気持ちが強すぎて、それが逆に、相手や自分を縛っていってしまう。それがラストフレンズのテーマでもあるのだが。

これから、この三人がいい意味での愛情のあり方を知り、表現できる日は来るのであろうか。

その他、小倉が離婚届けを交わしに、自宅へ戻るが、結局その日に結論を出せずそのまま自宅に戻ってしまうなど、よせてきた波が一端引いてしまうという今回のストーリー展開であった。次回は再びどんな波がよせてくるのか。

下にこれまでの主要な登場人物の愛憎関係をマップにしてみました。マップ上の愛憎の取り扱い方には異論がある(私自身にもありますが)とは思いますが、あえて単純化して表現してみました。このマップを作ってみて初めて感じたのですが、宗佑への比重が非常に大きいことがわかります。意外にもこのドラマのキーは宗佑ということもできるのかもしれません。当然ながら、個人的には、ルカとミチルとの関係に大きな比重を置いて見ていたのですが。

ラストフレンズ愛憎マップ



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テーマ:ラスト・フレンズ (長澤まさみ、上野樹里、瑛太出演) - ジャンル:テレビ・ラジオ

ラストフレンズ 第四話「引き裂かれた絆」 美知留 シェルター(シェアハウス)ヘ





第四話「引き裂かれた絆」は、前回激しいDVを受けた、藍田美知留(長澤まさみ)が、岸本瑠可(上野樹里)のいる、シェアハウスに駆け込むところから始まる。

傷ついたミチルを介抱するタケル。恐ろしいほどに真剣なまなざしのルカ。ついに主要な出演者達の共同生活が始まり、人間関係も濃密なものになっていく。

第四話にもなると、出演者がみな自分の役どころに上手くフィットしてきて、ドラマ全体にとても安定感が感じられた。

そんな第四話の中で、重要さが増してきたのは、水島タケル(瑛太)であった。ミチルとルカの間にあって、人間関係のバランスをとっている。ルカがコーチから無理矢理キスされた後、タケルのバーにやってきて、傷ついた心をタケルに癒してもらったり、ミチルが、深夜にダイニングで、自分と及川宗佑(錦戸亮)との境遇が似ているが、それ以外の自分の周りの人間はみな自分よりも恵まれていると愚痴をこぼした時にも、さらりと適切なアドバイスをする。

瑛太という役者さんは、バラエティーなどで見ていると、とても静かで、声も小さくて、本当に大人しい人だなあという印象があるが、いざ演技する場面では、滑舌もとてもはっきりしているし、強くも、弱くも表現可能な良い役者さんだなと思う。公式ホームページのインタビュー記事を読むと、メイクアップアーティストの役は初めてで、中性的なタケルという役を演じることに関して、難しいと語っているがそんなこと感じさせないくらい自然に演技していると思う。また実際に彼を見たことのある人の話では、第一印象は、アイドル系という感じらしいが、彼のホームページなどを見ると、どちらかというと、アーティスト系の人かなあという気がする。

第三話で、タケルの元に、クッキーを送った、白幡優子という謎の女性と電話で激しいやりとりがあった時、タケルの持つトラウマの原因は、義理の母か何かに、幼い頃、悪戯のようなことをされたのが原因かなあと予想していた。しかも、挙句に自分勝手にも夫(タケルの実父)を捨てて他の男と再婚したんじゃないかと。それが白幡優子という女性なのではないかと。

しかし、今回のいくつかのセリフの中から、恐らく白幡優子は、タケルの姉ではないかと思うようになった。ミチルとの会話の中で、ミチルから姉のことについて聞かれた時、ちょっと面倒臭そうにごまかしたからだ。

宗佑もルカもそうだが、それぞれのバックグラウンドが明かされていくのも今後の見所である。

そして、タケルと相似形をなす、宗佑。錦戸亮のファンも凍るほどの演技。それだけ演技がいいということなんだと思う。

(また、立ってるなあ。)

セリフなしでも、薄明かりの部屋の奥で、美容室前の路上で、モトクロス練習場の遠い木の下で、雨のふりしきる道路の端で、ただ立っているだけで宗佑としての、恐怖や異常性といったインパクトを表現できている。

そして第四話の最後で、

『ミチル。ボクはいつも君のことを待っている』

というセリフには、悪役の悲しさのようなものが感じられて、見ているものを、何故か一瞬ほっとさせたりもする。

宗佑のバックグラウンドが全て明かされた時、彼に対する憎しみも和らぐのであろう。


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テーマ:ラスト・フレンズ (長澤まさみ、上野樹里、瑛太出演) - ジャンル:テレビ・ラジオ