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フジテレビ ドラマ「ラスト・フレンズ」 第3話(4)ストーリーシナリオ
セリフ・ストーリーを完全に再現します!
フジテレビ ドラマ「ラスト・フレンズ」
第3話 「命を削る想い」
【4】
シェアハウス
朝。キッチンで、タケル(瑛太)がコーヒーを入れている。コーヒーの香りを確認し、味見をしている。瑠可(上野樹里)がやってきた。
「おはよう」 「ああ、おはよう」 「コーヒー入ってるよ」 「サンキュ。っていうか、なんで家でもバーテンやってんの?」 「え?」 「っていうか、キレイだし。飲んだ翌朝とは思えない、この部屋」 「早く目が覚めちゃったから、片付けといた」
小倉(山崎樹範)があくびをしながらキッチンへやってきた。
(タケル)「ああ、おはよう、小倉さん」 (瑠可)「おはよう」 (小倉)「おはよう、おはよう。でも、オグリンでいいよ。あ、コーヒーだ。ありがとう」
続いて、エリ(水川あさみ)があくびをしながらやってきた。髪はボサボサだ。
(タケル)「おお、エリ、おはよう」 (エリ)「おはよう」 (瑠可)「おはよう」 (エリ)「あーいい匂い、なに?コーヒーとか入っちゃってんの?やっぱ、使えるよ、タケル。サンキュー」 (瑠可)「あれ?」 (エリ)「は?」 (瑠可)「さっき、エリーの部屋から出てきた?」 (タケル)「あ!そういえば」 (小倉)「ん?いやー、えへへ」 (エリ)「痛いなー、二人の視線が」 (瑠可)「え?なんで?どういう流れで?」 (エリ)「うーん、いや、正直、覚えてないんだよね。ゆうべは飲んでたら、いい気持ちになっちゃって、そういうときって、ほら、隣に男の肩になーんとなく寄りかかりたくなっちゃうことって、あるじゃん」 (瑠可)「いや、ないないないないない」 (エリ)「性格の違いだね」 (瑠可)「え!それで済ませんのかよ」 (小倉)「あ、そうだ、ね、やっぱりさ、俺達もマグカップ、ペアにしようよ」 (エリ)「あ、それはちょっと考えさせてください (瑠可)「あ...そこで考えるんだ」 (小倉)「いいじゃん!」 (エリ)「じゃ、まあ、仕事が終わるまでに考えとくね」 (小倉)「じゃ、俺、買っとくから、それを見てもらってから、選んで、それで」
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宗佑のマンション
ドアが開く。宗佑(錦戸亮)が出勤する。
「いってらしゃい」 「美知留。約束、守れるよね」 「うん」
見送る美知留(長澤まさみ)。
美容室 NiCHE
店長が机を叩く。
「男の客とりたくない?」
怒る店長(蘭香レア)。
「あなた何言ってるの?藍田さん、私これでも、あなたに期待してたのよ。けど、そんな甘えたこと言ってんだったら、もういい。あなた、もうお客につかなくていいわ」
去っていく店長。呆然と立ち尽くす美知留。
美容院の控え室。
「おつかれさま」
美容師達が次々と帰っていく。
「おつかれさまでした」
棚にあるマネキンを取り出す美知留。他の同僚美容師とともに、カットの練習の準備をする。
「藍田さん」
店長が声をかける。
「はい!」 「あなたはカットの練習しなくていいわよ。ぐるーっと棚の上を拭いたら帰ってちょうだい」
呆然とする美知留。雑用係に降格だ...。
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宗佑のマンション
宗佑と美知留がベットで寝ている。美知留は眠れない。ベットから起き上がる。
一方、シェアハウスでは、瑠可、エリ、タケル、小倉の4人が、トランプでババ抜きをしている。
(エリ)「もう一回やろ、もう一回」 (タケル)「やろう!」 (瑠可)「じゃ、配るね」 (エリ)「うん。切って」 (エリ)「うーん」 (タケル)「結構そろってるじゃん、これ」 (小倉)「今度こそ勝つー!」 (エリ)「無理無理無理無理」 (瑠可)「あ、そろってる」
宗佑のマンションでは、眠れない美知留が、ミルクを温めている。それを持って、リビングの黒いレザーのソファに座る。ソファの前の机には、リモコンと、本が置いてある。その本を手に取る美知留。
飛翔
卒業アルバムだ。高校時代の瑠可との楽しい思い出。瑠可と写っている写真の数々。笑顔の美知留。...しかし、ページをめくると表情が一変する。瑠可の顔が、黒いマジックで消されていた!仰天する美知留。動揺し、じっと写真を見つめる。すると、ふすまが静かに開いた...。宗佑だ。驚いて振り返る美知留。
「宗佑」 「何してんの?」 「瑠可の...顔...。何で瑠可の顔にこんなことしたの?」 「こいつは、君に近づいちゃいけない女なんだ」 「え?何...言ってるの?」 「知ってるんだよ。君が夜中にこいつと会ってたの。もう二度と会うなって言ったのに」
宗佑は知っていた!驚く美知留。
「なんで?なんで瑠可と会っちゃいけないの?私は、友達にも会っちゃいけないって言うの?元彼とかなら分かるけど、女の子の友達だよ」 「こいつは女じゃない!男みたいな目で、男の目で君を見てるんだ」 「言ってること、わかんない。おかしいよ宗佑」 「おかしいのはあっちだ。危ない女なんだ」 「違うよ!私は、昔っから瑠可のこと知ってるもん!」 「昔からヤツは君のことを狙ってたんだ」 「やめてよ!宗佑は......私に...私の一番大事な友達にも会うなっていうんだね。私は...宗佑の奴隷じゃないんだよ!」
美知留を睨みつける宗佑。
「宗佑のために、いろんなこと我慢してきた。何だって我慢できるって思った。だけど、これだけは譲れない!」
うつむく宗佑。
「私の瑠可のことを......悪く言うのはやめて!!」 「私の...瑠可...?」
再び美知留を睨みつける宗佑。
「私の瑠可って言ったな」
宗佑は美知留の腕を掴むと、美知留に平手打ちを見舞った!
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シェアハウスでは、ババ抜きが続いていた。
「瑠可とオグリンの一騎打ちだね」
瑠可がハートのエースを出す。
(瑠可)「やったー!」
万歳する瑠可。
(小倉)「ああ、また負けたー」 (エリ)「ああ、わたし明日8時からフライトなのにやばいよー。ババ抜きってこんなに面白かったっけ?」 (タケル)「大丈夫だよ。メイクでここに目描いてあげるから、そしたら立って眠っててもばれない!」 (エリ)「まじで?あはは!」 (小倉)「それ、俺もやってもらっていい?」 (タケル)「いいよ」
チャイムが鳴った。
(エリ)「あ、誰だろ?」 (瑠可)「ああ、私出るね」
玄関に向かう瑠可。
「よーし、じゃ私が切って...」
ババ抜きを再開しようとするエリ。
玄関のドアを開ける瑠可。そこには...美知留が立っていた。顔面はアザだらけ。左目は腫れあがりつぶれている。右の目尻、口からも出血。意識が朦朧として、やっと立っている。変わり果てた美知留を見て、驚き、絶句する瑠可。
「瑠可...」
美知留をじっと見つめる瑠可。
「...助けて...」
そのまま瑠可に倒れこむ美知留。それを受け止める瑠可。そして抱きしめる。
「助けて...」
そのまま玄関から中に入れる瑠可。美知留の顔を見て、顔をくっつけ、抱きしめる。
リビングからタケルが出てきた。驚くタケル。瑠可は泣いている美知留を抱きしめている。
「どうした!?」 二人に駆け寄るタケル。 「なーに、どうしたの?ん?」
エリも小倉も出てきた。美知留の姿を見て言葉を失う。号泣する美知留。タケルは瑠可の顔をじっと見て...
(タケル)《瑠可。君はあのとき、心に決めたんだな。これから先、何があっても、命を懸けても、美知留を守るって》
第三話 終了
フジテレビ ドラマ「ラスト・フレンズ」より
テーマ:ラスト・フレンズ (長澤まさみ、上野樹里、瑛太出演) - ジャンル:テレビ・ラジオ
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