ラストフレンズ 第五話「衝撃の一夜」(ネタバレあり)
一端、シェアハウスに行き、及川宗佑(錦戸亮)との関係を絶とうと決心した藍田美知留(長澤まさみ)だったが、どうしても彼のことが気になってしまう。ある日役所に電話をかけ、宗佑の様子を伺ってみたのだが、一週間も風邪で欠勤しているという。
そして、ついに再びの宗佑のいるマンションへ。
岸本瑠可(上野樹里)や水島タケル(瑛太)などシェアハウスの友人達が、ミチルのことを気遣い、何とか宗佑のことを忘れさせようとするのだが。
煮え切らないミチルの態度にイライラ感がつのるところだが、当事者にとっては、これが考えた末の真剣な行動ということなのであろうか。その答えのようなセリフが第五話の終盤でミチル本人から語られる。
ルカが選手権で一位通過を果たした後、タケルとミチルが語り合うシーンで、ミチルは、「ミチルがどんどん遠くなって行きそう。自分は何の取り柄のない弱い存在。宗佑も似ている。だから宗佑のような人間の気持ちがよく分かる。」と言う。
結果、自殺をほのめかす宗佑の元へと向かう。
こういう心の動きが愛情の現れかどうか疑問だが、一種ストックホルム症候群にも似たような一種の愛情というよりは、同情(シンパシー)のようなものに引きずられているであろうミチル。
ルカはルカでミチルのことを思うあまりに、ミチルの行動を縛ろうとしてしまっている自分に醜いものを感じてしまい悩んでいる。
愛情の欠落した、あるいはストレートに自分の愛情を表現できない環境にいる、宗佑、ミチル、ルカ。求める気持ちが強すぎて、それが逆に、相手や自分を縛っていってしまう。それがラストフレンズのテーマでもあるのだが。
これから、この三人がいい意味での愛情のあり方を知り、表現できる日は来るのであろうか。
その他、小倉が離婚届けを交わしに、自宅へ戻るが、結局その日に結論を出せずそのまま自宅に戻ってしまうなど、よせてきた波が一端引いてしまうという今回のストーリー展開であった。次回は再びどんな波がよせてくるのか。
下にこれまでの主要な登場人物の愛憎関係をマップにしてみました。マップ上の愛憎の取り扱い方には異論がある(私自身にもありますが)とは思いますが、あえて単純化して表現してみました。このマップを作ってみて初めて感じたのですが、宗佑への比重が非常に大きいことがわかります。意外にもこのドラマのキーは宗佑ということもできるのかもしれません。当然ながら、個人的には、ルカとミチルとの関係に大きな比重を置いて見ていたのですが。

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テーマ:ラスト・フレンズ (長澤まさみ、上野樹里、瑛太出演) - ジャンル:テレビ・ラジオ
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