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フジテレビ ドラマ「ラスト・フレンズ」 第5話(3)ストーリーシナリオ
セリフ・言葉・ストーリーを完全に再現します!
フジテレビ ドラマ「ラスト・フレンズ」
第5話 「衝撃の一夜」
【3】
宗佑のマンション
寝室に、ミチル(長澤まさみ)と宗佑(錦戸亮)。ベットに座っている宗佑におかゆを食べさせるミチル。
「食べて」
スプーンを宗佑の口元へ。
「ミチルがいてくれるなら、ずっと病気でいたいな」 「長くはいられないの。宗佑が食べ終わったら、帰るね」 「帰さない」
後ろからミチルを抱きしめる宗佑。
「宗佑、やめて」
より強く抱きしめる宗佑。
「ね、今こんなことしたら絶対だめ。ねえ、わかって。ねえ、宗佑」
宗佑の腕を振り解いて、ベットから離れる。
「ごめんね。今日は帰るから」
「なんでこんなになっちゃったんだ?君をこんなにしたヤツが憎いよ。ただじゃおかない、あの、ルカってヤツ」 「そんなこと言わないでって言ったでしょ!?約束を守れない人と、私、いられないよ、一緒に」
宗佑がキレた。
「それはこっちのセリフだ!約束を守れないのはそっちだろ!」
そう言うと、おかゆの入った茶碗を壁に投げつける。粉々に割れる茶碗。おかゆが飛び散る。
「やめて」
頭を抱えて懇願するミチル。ベットから出て猛然とミチルの腕を掴む宗佑。ミチルをベットに投げ倒す。
「お願いだからやめて」
ミチルの腕を掴み、上に乗る。
「やめて・・・やめて・・・宗佑。・・・やめて・・・」
宗佑に犯されるミチル・・・
シェアハウス
リビングにルカ(上野樹里)とエリ(水川あさみ)。タケル(瑛太)が焼きたてのパエリアを持ってきた。
(タケル)「熱いうち召し上がれー」 (ルカ)「そんなこと言われなくても食べるよ」 (ルカ・エリ)「いただきまーす」 (タケル)「どうぞ」 (ルカ)「やったね」 (エリ)「どうかなどうかな」 (ルカ)「やったね」 (エリ)「うまい!これ本場のスペインの味だよ」 (ルカ)「へえ」 (エリ)「「すっごいね、タケル。やっぱね、一家に一人はほしいよね、こういう男は」 (ルカ)「うんうん。うまい」 (タケル)「あれ?ミチルちゃん、遅いね」 (ルカ)「そうだね。でも、うまいものは早い者勝ちだからさ」 (エリ)「そういうことじゃなくて」
「ただいま−!」
ミチルが笑顔で帰ってきた。
(タケル)「おかえり」 (エリ)「おかえり」 (ミチル)「最後のお客さん、注文多い人で、いろいろやったら遅くなっちゃって」 (エリ)「ああ、そうか」 (ルカ)「早く食べなよ。パエリア冷めるよ」 (ミチル)「あー、おいしそう。あ、これ、タケル君が?」 (タケル)「うん。あ、ちょっと食器持ってくるね」
そう言うと、キッチンへ向かう。
「あ、いいよ。私がだす」
立ち上がって追いかけるミチル。
「大丈夫」 「え、でも、タケル君も食べるでしょ?」 「うん」 「ごめんね」
食器棚から皿を渡すタケル。
「はーい」 「ありがとう」
皿を受け取るミチルの腕を見て驚くタケル。左腕に引っかき傷のようなものがいくつか・・・。傷をタケルに見られたことに気付くミチル。二人の目が合う。
「ねえ、オグリンはまだ帰ってこないのかな」
ごまかすように、そう言って、ルカとエリのいるリビングに戻る。
(エリ)「ん、っていうかね、もう帰ってこないんじゃない?あいつ奥さんとより戻す気かもね」 (ルカ)「いいかげんなヤツだなー。エリーにずるずる頼ってたくせに」 (エリ)「ま、いいのいいの、私だって最初から期間限定のつもりだったしー」 (ルカ)「なんだよ、それ」
するとミチルの携帯が鳴った。ルカ、エリ、タケルの動きが止まる。リビングが一転、緊張状態となる。
「ごめんね」
カバンから携帯を取り出し、玄関の方に移動して、電話に出る。不安げにそれを見つめるルカ。
「もしもし藍田ですけど。はい。あ、わかりました。じゃ、明日30分早く行くようにします。はい、じゃ、失礼します」
美容院からの電話だった。ほっとしたように携帯を切るミチル。リビングに戻る。
(エリ)「美容院の人?」 (ミチル)「うん。明日、早い時間帯に予約が入ったから、少し早めに来てくれって」 (ルカ)「ミチルまだその携帯使ってんの?」 (ミチル)「あー、うん」 (ルカ)「捨てなよ、その携帯。それが鳴るたびにこっちもビクっとする。ミチルがあいつに付け狙われてるみたいな気持ちになる」
ミチルをじっと見つめるルカ。
「分かった。捨てるね」
カバンから携帯を取り出すと、キッチンへ向かった。
「待って」
その後を追うルカ。キッチンのゴミ箱に携帯を捨てようとするミチルを制止する。
「いいよ。捨てなくていい。こんなの嫌だ。これじゃまるで、あんたの彼とやってることと変わんないよね」 「ルカ」 「ちょっと走ってくる」
そのまま家を出てしまう。
「ルカ?」
エリが呼び止めるが・・・。心配そうなタケル、エリ、ミチル。
夜の街を、全力で自転車で走るルカ。
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シェアハウスのリビング。ミチルとタケルが二人で話している。
「分かってるんでしょ?私がルカに嘘をついてること。タケル君には分かられてる気がするんだ」 「彼に会ったの?」 「・・・うん。一緒にいても幸せになれない人だって、ルカに言われた。そのとおりだと思う。だんだん、分かってきた。でも、まだ彼に惹かれてるの。宗佑を・・・好きじゃなくなりたいのに。なりきれない」 「しょうがないよ。彼が変わるのを待てるか、待てずに心が離れていくか・・・。決めるのは他の人じゃない。自分だけだから」 「優しいね、タケル君」 「うん?」 「タケル君みたいな人を好きになればいいのにって、ルカが言ってた」 「ルカが?」 「うん。ルカもね、好きな人がいるんだって」
タケルの表情が一変する。
「何年も前からずっと気持ち伝えられず、想い続けてるって。そう言ってた」 「あ、そう・・・」 「人生って、簡単じゃないよね。急いで幸せになろうとしても、うまくいかない」
タケルが自分の部屋に戻る。ベットに座り、思いにふける。がくっとうなだれて、ため息をつく。
フジテレビ ドラマ「ラスト・フレンズ」より

テーマ:ラスト・フレンズ (長澤まさみ、上野樹里、瑛太出演) - ジャンル:テレビ・ラジオ
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