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フジテレビ ドラマ「ラスト・フレンズ」 第8話セリフ(5)
セリフ・ストーリーを完全に再現します!
フジテレビ ドラマ「ラスト・フレンズ」
第8話「最後の手紙」
【5】
シェアハウス
タケル(瑛太)が帰ってきた。人の気配がない。送別会の準備をしている様子もない。ダイニングへ向かう。マグカップを手に取ろうとするが、ルカの青いマグカップがそこにはなかった。驚くタケル。嫌な予感がしたのか、ルカ(上野樹里)の部屋に足早に行く。ドアを開けると、部屋はもぬけの殻だった。
「あ・・・嘘だろ・・・」
呆然とするタケル。机の上には手紙が置いてあった。「タケルへ」と封筒に書かれてある。手紙の隣には、シェアハウスの鍵が・・・。タケルは封筒を開け、手紙を読み始めた。
タケルへ
私は、福生で半年程過ごしたら、海外に行こうと思ってます。向こうである手術を受けたいと思ってる。タケルにだけは本当のことを伝えておきます。私はね、本当の私は・・・。タケル、ありがとう。好きだって言ってもらえて嬉しかったよ。あのとき打ち明けておけばよかったんだけど、勇気がなくて、言えなかったんだ。「好きだ」なんて言われて、びっくりした。でも、その分、欲がでた。タケルに幻滅されたくなかったんだ。面と向かって言うのは、やっぱり怖い。だから手紙に書くことにした。私は今まで、人に自分を偽って接してきた。でも、タケルは・・・。タケルは私を好きだって言ってくれた初めての人だから。私に心を開いてくれた人だから。だから、あなたに嘘はつけない。タケル。私はね、本当の私は・・・
手紙を読んだタケルは、シェアハウスを飛び出し、猛然と走り始めた。ルカを追いかけて・・・ルカを探して・・・懸命に走る。
井の頭公園
「じゃあ、私、そろそろ行くね」
ベンチを立つルカ。ミチル(長澤まさみ)も一緒に立ち上がろうとする。
「あ、いいよ、いいよ。ただの引越しなのに、駅で見送られんの、なんか、カンジですぎちゃうからさ」 「そう」 「じゃあね、ミチル」 「うん・・・頑張ってね」
必死で涙をこらえるミチル。右手をルカに差し出し、握手を求めた。ルカも右手を差し出し、二人は握手をする。ミチルは左手もそえて両手で握手。うつむいて涙をこらえている。ルカは、そんなミチルをいとおしそうに見つめる。見つめ合う二人。涙をこらえ、笑顔をつくるミチル。ルカは駅に向かい歩き始めた。ミチルはその背中を見ている。決して泣くまいと、必死で涙をこらえている。ルカがどんどん遠ざかっていく・・・。
「ルカ!」
タケルが走ってきた。ルカはその声に立ち止まり、振り返る。タケルの姿を見て驚く。ミチルは遠くから二人を見ている。
「行くな、ルカ!手紙は読んだ。気持ちは分かった。何で俺に『応えられない』って言ったかも。でも、それでも俺は・・・俺は、俺はルカが好きだ!人間としてか、女としてか、どっちかなんて聞くなよ!俺にだって、よく分かんないんだから」
タケルの言葉に、ルカは今まで抑えてきたものが抑えられなくなる。
「でも俺は、ルカを支えたい!ルカがどんな風に変わっていくとしても、それをそばで見続けたいんだよ!ルカを見失いたくないんだよ!」
タケルはルカに近づき、抱きしめた。抱きしめられ、泣き出すルカ。ルカもタケルの背中に手をかけ、抱きしめる。声をあげて泣く。かたく抱きしめ合う二人。ミチルは遠くから二人を見ていた。
(ミチル) 《私はそのとき、一つの愛が生まれるのを見たんだと思ってた。ルカ。私はあなたのことを知らなかった。こんなにも、大切なあなたのことを》
第8話 了
「ラスト・フレンズ」衣装協力している” ピンキー&ダイアン”販売店 SPAZIO
 テーマ:ラスト・フレンズ (長澤まさみ、上野樹里、瑛太出演) - ジャンル:テレビ・ラジオ
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