「ラスト・フレンズ」衣装協力している” ピンキー&ダイアン”販売店 SPAZIO

フジテレビ ドラマ「ラスト・フレンズ」 最終話セリフ(1)
セリフ・ストーリーを完全に再現します!
フジテレビ ドラマ「ラスト・フレンズ」
最終話「未来へ」
【1】
宗佑の遺体にすがって泣くミチル・・・。その静かな死に顔を見つめていると、ソファーの横に白い封筒があるのに気付いた。「美知留へ」と書かれた遺書が、ミチルのカバンの上に置いてあった。ミチルは、封を開け、読んだ。
《宗佑の遺書》
美知留へ
さよなら美知留。 君を自由にしてあげるよ。 生きてる限り、僕は君を縛ってしまう。 だから、君に自由をあげるには、この心臓を止めるしかない。 僕は君のすべてになりたかった。 君の見る世界のすべて、君を照らす光のすべて、 君の感じる喜びのすべてでありたかったんだ。 どこまでも、いつまでも僕は君と一つでいたかった。 でも君は、僕のいない世界に幸せをみつけてしまったんだね。 だから僕は行くよ。 せめて、まだ君のぬくもりが、この手に残っているうちに。 君と一つになれたことを、この体が覚えているうちに。 ごめんね。君の笑顔が大好きだったのに 笑わせてあげられなくて。 ごめんね。愛し方がわからなくて。 ごめんね。僕が君を幸せにできなくて。 さよなら美知留。幸せにね。
宗佑
遺書を読み終えると、再び、宗佑にすがってむせび泣く・・・。
しばらくすると立ち上がり、荷物を持って部屋を出て行こうとする。一度宗佑を振り返り、再び歩き出す。
パトカーのサイレンが鳴っている。ミチルは、宗佑との思い出を一つ一つ思い出しながら、泣きながら道を歩いている。
主題歌「Prisoner of Love」♪
長澤まさみ(藍田美知留)の衣装協力をしている"ギャミヌリィ"取扱店 カインド

モトクロス場
ルカ(上野樹里)が後続を引き離し、独走している。そして、チェッカー。全日本選手権優勝!熱狂の観客席。大喜びする父(平田満)、母(朝加真由美)、弟(長島弘宜)。そして、タケル(瑛太)、エリ(水川あさみ)、オグリン(山崎樹範)。
MFJ 全日本モトクロス選手権優勝記者会見
と書かれた大きな看板。記者会見が行なわれようとしていた。
(司会)「これより、全日本モトクロス選手権関東大会 優勝記者会見を始めさせていただきます。優勝いたしました、27番、岸本瑠可選手です」
週刊誌での「性同一性障害疑惑」の報道の影響か、大勢のマスコミが押し寄せていた。記者会見上の外で、緊張した面持ちのルカ。林田がルカの肩をたたく。うなずいて、ドアを開けた。
たくさんのフラッシュ、拍手の中、記者会見場に入っていくルカ。多くの報道陣が待ち受けていた。家族、タケル、エリもいる。ルカは、険しい表情で席に座った。
(司会)「それでは、質問のある方は、手を上げてください」
多くの記者が一斉に手を上げる。
(司会)「『イズム』編集部さん」 (記者)「はい」
一人の記者が立ち上がった。
「え、岸本選手、本日は優勝おめでとうございます」 「ありがとうございます」 「一つだけ。最近週刊誌何かで、取りざたされて、精神的にも厳しい面があったと思うんですが、その点、どうですか?」
記者の質問に緊張するタケル、エリ、家族、そして林田。記者が質問を続ける。
「真偽のほどを知りたいと思っている皆さんも多いと思うんですが」 「・・・」
沈黙するルカ。しかし、父と母と目が合った。笑顔でうなずいている。ルカも笑顔でうなずき、切り出した。
「モトクロスは、実力さえあれば、女子であっても、男子と同じ条件で、同じフィールドに立って戦える、数少ないスポーツです。私は、選手として、このレースに参加し、優勝できたことに誇りを持っています。陰で人に何て言われようと、詮索されようと、この思いは揺るぎません。今日まで私は、家族に支えられ、友人に支えられてきました。女だからでも、男だからでもなく、一人の人間として、私を愛し、応援してくれました。そのことを今日、最高に嬉しく、誇らしく思っています。・・・他に申し上げるべきことは、何もありません。」
堂々と話し終えたルカ。たくさんのフラッシュを浴びる。
「ラスト・フレンズ」に衣装協力している”ジェットレーベル”販売店 ファッション誌掲載のジェットレーベル!

全日本モトクロス選手権関東大会 祝賀会場
祝賀会が始まった。関係者にあいさつをするルカ。
「ありがとうございました」 「おつかれさま」
ふと会場の外に出る。ロビーには、タケルとエリがいた。
「エリー」
ちょっと驚いた様子のルカ。神妙な面持ちのエリ。タケルを見ると、笑ってうなずいた。それを見て、ルカの方に向かって歩き出した。
「おめでとう。かっこよかったよ。記者会見」
笑顔のルカ。エリは一旦下を向いて、
「もっと早く言ってくれれば良かったのに」
エリの言葉に驚くルカ。
「私は驚かないよ。驚かないし、びくともしない。だってさ、ルカはルカじゃん」 「エリー・・・」
感極まって涙を流すルカ。遠くでタケルが微笑んでいる。
「ごめんね。私、無神経で、気がつかなくてさ。ルカに変な気使わせちゃったね。つらかったよね、いままで・・・」
下を向き、手で顔を抑え、むせび泣くルカ。エリが近づき、ルカの肩を優しくさする。
「ごめんね・・・」
感激して涙するルカ。
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シェアハウス
朝。ルカが、ベランダでコーヒーを飲みながら外を眺めている。そこにタケルがやってきた。
「ミチルちゃん、どうしてんのかな?」 「・・・」 「連絡してみようか」 「いいよ」
首を横に振る。
「ミチルは、私のことを受け入れられなかったんだ。だからレースに来なかった。このまま二度と会えないとしても、それはそれでしょうがない」
そのとき、シェアハウスの電話が鳴った。タケルが電話に出た。
「はい、もしもし」 「藍田ですけど、ミチルに替わってもらっていい?」
ミチルの母・千夏(倍賞美津子)だった。
「え!?え!そちらにいるんじゃないんですか?」 「うん?もしかして何も聞いてないの?」 「え、何もって・・・」
シェアハウスのリビング
タケル、ルカ、エリ、オグリン。重苦しい雰囲気。
(オグリン)「死んでたって・・・。あいつが?」 (タケル)「うん。自殺だって」
ショックを隠せない4人。エリが動揺している。
(エリ)「私、あのときひどいことを・・・」 (オグリン)「エリさんは関係ないよ。それに、自分が悪いことに気付いたからって、自殺じゃ何の解決もできないのに」 (ルカ)「ミチルは?」 (タケル)「・・・参考人として、調べられたらしい」 (ルカ)「・・・」
沈痛な面持ちのルカ。
(エリ)「ミチルちゃん、大丈夫かな・・・」 (オグリン)「今は、一人でいたいんじゃないかな?そっとしといてあげようよ」
朝。ルカが出かけようと、玄関から外に出る。そして郵便受けを開ける。すると、「シェアハウスの皆様へ」と書かれたミチルからの葉書が入っていた。葉書の裏を見るルカ。
「レースへ行けなくてごめんなさい。私は、一人でやっていきます。心配しないで下さい。 美知留」
そう書いてあった。呆然と立ちつくすルカ。
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シェアハウスのリビング
エリが帰ってきた。リビングでオグリンが荷造りをしていた。
「あれ?何やってんの?」 「あ、エリさん・・・」 「え?もしかして・・・」 「あ・・・、聞いてなかった?内示が下ったんだ・・・。」 「え?」 「来月、ミラノに転勤だって」 「ミラノ?え、でも、だからって今・・・」 「その前に家帰っていろいろ、整理しなきゃいけないこととかあるから」 「・・・奥さん・・・どうすんの」 「・・・」 「ついてくんだ・・・」 「・・・」
うつむくオグリン。
「そっか、よかったじゃん。なんだかんだいっても、夫婦なんだね」
笑顔をつくるエリ。そう言って、自分の部屋へ向かう。オグリンは立ち上がって、
「エリさん!・・・ごめんね・・・」 「『ごめんね』なんて言わないで!」
作り笑顔で、オグリンに振り返り、
「その『ごめんね』って言葉は失礼だよ。」
オグリンに歩み寄り、右手で握手を求める。
「はい」 「・・・」 「言ってよ。『ありがとう』って」
泣き出しそうな顔のオグリン。エリと握手して、
「・・・ありがとう・・・」
笑顔のエリ。気丈に振舞う。
夜。ダイニングに、エリ、タケル、ルカ。食事の準備が進められている。エリは元気なく、うつむいて座っている。
(タケル)「あれ?オグリンいないね」 (ルカ)「うん。どこ行ったんだろうね」 (エリ)「出てったよ。オグリンなら」 (ルカ)「何で?」 (エリ)「ミラノに転勤だって。奥さんも一緒に」
驚き、タケルとルカが顔を見合わせる。ルカが心配そうにエリに尋ねる。
「いいのか?エリー」 「うん」 「しょうがないヤツだな、あいつ」 「そんなことないよ。いい男だったよ。私にとっては。うん・・・」
寂しそうなエリ。
(つづく)
フジテレビ ドラマ「ラスト・フレンズ」より
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テーマ:ラスト・フレンズ (長澤まさみ、上野樹里、瑛太出演) - ジャンル:テレビ・ラジオ
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