

フジテレビ ドラマ「ラスト・フレンズ」 第4話(1)ストーリーシナリオ
セリフ・ストーリーを完全に再現します!
フジテレビ ドラマ「ラスト・フレンズ」
第4話 「引き裂かれた絆」
【1】
シェアハウスのダイニング
タケル(瑛太)がミチル(長澤まさみ)の怪我の手当てをしている。
「これで、だいぶ目立たなくなったと思うけど」 「ありがとう」
ルカ(上野樹里)がミチルの隣のイスに座る。
「ミチル。正直に言ってくれる?こういうこと、これで何度目?」 「こんなにひどくは・・・。でも・・・何度か」 「別れた方がいい。優しい人だとか、私を愛してくれてるとか、ミチル、言ってたよね。でも違うよ。これは愛じゃない。暴力で、人を思い通りにしようとするのは、愛じゃないよ」
泣きだすミチル。タケルがティッシュを手渡す。そこにエリ(水川あさみ)がやってくる。
「思うんだけどさ、DVやる男って大体性格がしつこいんだよね。絶対ストーカーみたいになって、ミチルちゃんのこと追いまわすんじゃない?」
小倉(山崎樹範)がやってくる。
「お、そうだよ。うん。さすが数こなしてる人は言うことが違・・・いて!」
小倉をひっぱたくエリ。
(ルカ)「とにかく今、ミチルにあの男を近づけるのは危険」 (タケル)「そうだね。距離は置いた方がいいかもしれない」 (エリ)「この家がそいつに辿られる可能性って、どのくらいあるの?」 (ルカ)「美容室は変えた方がいいね。それと、携帯は絶対出るなよ」 (ミチル)「わかった・・・。あっ、でも、美容室は・・・」 (ルカ)「タケル、なんかあんたのツテでないの?」 (タケル)「ああ、探してみる」
主題歌「Prisoner of Love」♪
ルカの実家
驚いた表情で電話でルカと話しをする父(平田満)。その傍らに母。
「ストーカー?お前、ストーカーに遭っているのか?」 「違う違う、私じゃないよ。私の友達。悪い男から友達かくまってるの。だから男から電話かかってきて、私の住所聞かれても、絶対、教えないでほしいんだ」
バイト先のバイク屋から電話をしているルカ。
「ああ」 「あ、そいつ、市役所の福祉課とか名乗るかもしれないけど、信用しないで」 「わかったよ。本当にお前じゃないんだな?」 「しつこいなー、違うよ」
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シェアハウスのダイニング
ミチルとタケル。タケルがコーヒーをいれている。
「ミチルちゃんのカップも買わないとね。今日はルカのカップでいい?」 「うん、ありがとう」
カップにコーヒーを注ぐ。カップをミチルの前に置く。
「はーい」 「あ、タケル君、仕事は?」 「ん?ああ、今日は大丈夫だよ」 「そう」 「うん」
家のチャイムが鳴る。怯えるミチルとタケル。
「はーい」
玄関に向かうタケル。シェアハウスに緊張が走る。
「ごめん、開けて。俺、俺!」
小倉だった。
「あ、オグさん?」 「うん、ごめんね、タケル君」 「オグさん」 「だから、オグリンでいいって」 「どうしたんすか?」 「ああ、忘れ物。財布と鍵。どこ行った?」
階段を上がろうとする小倉。タケルがソファのところに何かを見つける。
「あ!これか、これ。あった!」
戻ってくる小倉。タケルが財布と新聞を手渡す。
「はい」 「サンキュ。気が利く・・・って昨日の新聞じゃん!ちょっと・・・もう。あ・・・ミチルちゃん、じゃあね!行ってきまーす」 「はい、いってらっしゃい、いってらっしゃい」
笑顔で見送るタケルとミチル。
美容室
宗佑(錦戸亮)が、先輩美容師・令奈(西原亜希)と受付で話をしている。
「藍田は本日お休みをいただいております」 「そうですか」 「急に休まれると困っちゃうんですよね。こっちも」 「じゃ、もし出てきたら、こちらに連絡していただけますか?」
名刺を渡す宗佑。
「はい、分かりました」 「お願いします」
美容室を出る宗佑。名刺を見る令奈。そのまま名刺をゴミ箱に捨てる。
名刺には、
こども家庭支援センター 及川宗佑
と書いてある。
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モトクロス場
ルカがタイムトライアルをしている。ストップウオッチを押す林田。
1‘48“27
と表示されている。
「よーし!」
笑顔の林田。ルカがコースから帰ったきた。
「だいぶいい感じだ!戻ってきたな。トレーニング頑張った甲斐あったな。重心が安定してきた」 「はい」 「よーし、じゃ、飲みに行くか!おごってやるよ」 「今日はちょっと」 「なんだよ」 「家で人が待ってるんで」 「男か?うーん、いいね、お盛んで。わかった、わかった。じゃ、また今度な」
ルカの肩をたたいて去っていく林田。ルカがムっとしている。
「林田さん」 「ん?」 「すぐに男だとか女だとか、そういうこと言うのやめてくれます?」 「は?」 「私はレーサーです。女とかじゃなくて、レーサーとして見て下さい」 「そりゃ、無理だな。梨をリンゴだと思えってのと一緒で、お前、女だもん」
ショックを受けるルカ。
「お前は、優秀な、女のレーサーだ!」
そう言って去っていく林田。別のレーサーに声をかける。
「よし、休憩終わり!」
シェアハウスのダイニング
(タケル)「ルカ、しらたき切るよ」 (ルカ)「うん。あ、エリ、豆腐使っていい?」 (エリ)「えー!120円!」 (ルカ)「いいじゃん、足りないんだって」 (小倉)「ねえねえねえ、お餅入れようよ、俺買ってきたやつ」 (エリ)「え、すき焼きに餅入れる?普通?」 (小倉)「え?すき焼きに餅ってMUSTですよ」 (タケル・ルカ)「えー?」 「入れる?」 「入れない」 「うどんですか?」 「これ、春日部限定の文化ですから」 「入れないよ」 「絶対おいしいんだって」 「ルカちゃん、これ入れるよね?」
みんなでワイワイ話をしている。そのとき、ミチルの携帯がマナーモードで鳴った。それに気付き、携帯を持って、ベランダに出るミチル。携帯を見ると、宗佑からの着信履歴がたくさんある。留守電を聞くミチル。
(宗佑の留守電) 「ミチル。戻ってきてほしい。一緒にご飯食べよ。二度と君に手を上げないって約束するから」
「あっ」
いきなり、後ろから携帯を取り上げるルカ。携帯を切る。
「聞くなよ、こんな伝言。戻ってきてくれ。暴力は二度とふるいません。だろ?」 「そうだけど・・・」 「信じちゃだめだよ。戻ったら、また同じことの繰り返しになる。傷つくのは自分だよ」
うつむくミチル。
「さっ、食べよ、ねっ。みんなですき焼きだ。ほれ!」
そう言って、ミチルをリビングに連れて行く。
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シェアハウスのリビング
ミチル、ルカ、タケル、エリ、小倉がすき焼きを囲んでいる。
(エリ)「もう、いいんじゃない?」 (小倉)「あー!まだまだまだ!」 (ルカ)「なんでー?」 (小倉)「まだここで箸は入れないの!もっとね、割下がもっと、こう、全体に回って・・・」 (エリ)「もういいよ!」
熱弁をふるう小倉をエリがふっとばす。
(タケル)「いただきまーす」 (エリ・ルカ・ミチル)「いただきまーす」 (タケル)「餅はどうかな?餅は?」 (エリ)「あはは」 (小倉)「俺も食う!」 (ルカ)「ミチル、遅れとってるじゃん」
ルカがミチルの取り皿を取って、
「肉、入れてあげるから」 「ありがと」 「あと、豆腐と、しらたきと、ネギと、あ、食えないものある?」 「ううん」
笑顔の二人。その様子を見ていたエリが、
(エリ)「何かさー、ルカのミチルちゃんに対する態度って、」 (ルカ)「何?」 (エリ)「男みたいだよね。男が、うーんと年下さ、かわいくてしょうがない彼女を、ほら、かばってるみたいな」 (ルカ)「そう?」 (小倉)「俺分かる、俺分かる」 (エリ)「ねー!」 (ルカ)「そんなことないよ。私、誰にでも優しいもん」 (エリ)「えー?そんなことないー。私への態度とぜんぜん違うー。うん。ミチルちゃんはね、ほら、保護本能をくすぐるところあるからね」 (小倉)「うんうんうん、そうそうそう、うん。まったくさー、こんなかわいいコをたたいたり、蹴ったりするって、どんな男だよ」 (エリ)「うん」 (ルカ)「見た目は普通の男だよ」 (エリ)「中身は最低だね」 (小倉)「変態だよね、間違いなく」 (ミチル)「宗佑のこと、そんな風に言わないで。宗佑だって、たたきたくてたたいてるんじゃなくて、私をたたくときは、自分も苦しんでるんだと思うんだ。分かってもらえないかもしれないけど」 (小倉)「いたいけだな、ミチルちゃん、こんなにされてるのに」 (タケル)「とにかくさ、今は、飲んで、食べて、元気だそうよ。ね!」 (ルカ)「そうだね」 (タケル)「うん」 (ルカ)「じゃあ、これ食べたら、みんなでババ抜きしようよ」 (エリ)「えー?」 (タケル)「よし!」 (小倉)「またババ抜き?」 (ルカ)「勝負しようぜ」 (小倉)「えー、もー」 (タケル)「ほら、ミチルちゃんも飲んで」
タケルからお酒をつがれて慌てるミチル。すき焼きを食べながら、楽しそうなシェアハウス。
フジテレビ ドラマ「ラスト・フレンズ」より
 
テーマ:ラスト・フレンズ (長澤まさみ、上野樹里、瑛太出演) - ジャンル:テレビ・ラジオ
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