「ラスト・フレンズ」に衣装協力している「夢展望」からのお知らせ!
 
フジテレビ ドラマ「ラスト・フレンズ」 第4話(3)ストーリーシナリオ
セリフ・ストーリーを完全に再現します!
フジテレビ ドラマ「ラスト・フレンズ」
第4話 「引き裂かれた絆」
【3】
居酒屋
ルカ(上野樹里)と林田(田中哲司)がカウンターで酒を飲んでいる。
「ええ?お前みたいのを付回す男がいるとはな。色気ねーのに」 「その話はやめてください」 「あ、そう。わかりました。じゃ、何の話題がいいの?」 「うーん・・・、どうやったら、男子並のスピードが出せて、全日本選手権に行けるかってこと」 「そりゃ、一朝一夕にはいかないな」 「そりゃ、わかってますけど」 「でも不可能じゃない」
林田の顔をじっと見るルカ。
「と、思ってねえとな。肉体的ハンデは克服できない。俺もさ、昔は体重軽くて苦労したんだよ」 「へえー、監督が」 「おお、どんだけ食っても全然筋肉つかなくってな。毎日プロテインと生卵だよ」 「へえー、その話もっとよく聞かせてくださいよ」 「おお?聞きたいの?」 「聞きたいっす」
高円寺ストリート
ルカと林田が歩いている。林田は千鳥足で、かなり酔っている。
「だからさ、コーナー曲がるときは、こんな感じよ。自分の中で、重心グーっと寄せてさ、トラクションかかれー!って」 「ああ、わかる、わかる。でも、そこが難しいんだよ」 「そ。難しいんだよ。でもさ、出来たー!って思うときあるだろ。爽快だろ、そんとき」 「うん」 「そういうのは見てても分かるんだよ。お前、今日の7周目のあの感じ、忘れんなよ。最高のコーナリングだったよ」 「はい、頑張ります」 「よーし、お前はいい後輩だ、岸本」 「かわいげなくてすいません。でも、私、バイクには命懸けてますから」 「ばかやろう、命なんか懸けんな。安全第一だよ」 「わかりました」
何かにつまづくルカ。前を歩く林田にもたれかかるように倒れる。
「うっ」 「お、おい、大丈夫か?」
林田に抱きかかえられるルカ。
「あ、ははは・・・」
林田はいきなりルカを抱きしめた。
「やめてくださいよ、冗談」
すると、林田がルカにキスをした。一瞬凍りつくルカ。林田を突き飛ばすルカ。林田がゴミ置き場にふっとぶ。
「やめろっつってんだろ!」
そう言い、走って逃げるルカ。
公園
ルカが公園の水道で、必死で口をすすいでいる。呼吸が乱れ、手が震え、激しく動揺している。悔し泣きにもみえる。
タケルのバー
「いらっしゃーい」
後片付けをしているタケル(瑛太)。誰かが入ってきた。
「ルカ」
ルカが入ってきた。驚くタケル。
「うまくまいた?あいつ」 「ああ、大丈夫だよ」 「あ・・・」 「あ、他の客は?」 「ああ、いま一組帰ったとこ」
バーの看板の電気を切るタケル。
「ミチルは?」 「エリーとオグリンが迎えにきて、先帰ったよ」 「そう」 「どうしたの?」
タケルが水をいれ、カウンターに座るルカにコップを差し出す。ルカは水を飲もうとするが、手が震えて飲むことができない。異変に気付くタケル。カウンターの横の席に座る。
「何があったか話して」 「男に襲われた」 「え?」 「ミチルの彼じゃないよ。前からよく知ってる人で、別に嫌いな人じゃない。でも、触られたら・・・ぞっとした。私、ダメなんだよね、そういうことされると。相手にっていうより、そういうことされてる自分にぞっとして・・・。分かんないよね」 「いや・・・」
泣きながら・・・
「ダメだな、ほんとに!こんなことくらいでさ!私、強くなりたのに。強くなきゃいけないのにさ。ミチルのためにも。ダメだ。ほんとに」
タケルも目に涙を浮かべている。泣いているルカに近づく。
「肩抱くよ」
うなずくルカ。左手をルカの左肩にまわす。
「俺のこと、怖い?」
首を横に振るルカ。
「タケルは、怖くない。タケルは・・・大丈夫だ」 「ここでなら泣けるだろ。泣いていいよ」
むせび泣くルカ。
シェアハウス
ルカとタケルが帰ってきた。ルカは笑顔。
(ルカ)「ただいま」 (タケル)「ただいまー」 (エリ)「あ!おかえり、あ、遅かったじゃん、3人じゃ、ババ抜きつまんないからさ、今日はジェンガ・ハムニダー!」 (タケル)「ジェンガやってんの?」 (ミチル)「オグリンが負けまくり」 (小倉)「うー!でも、なんか、ミチルちゃんにオグリンって言われると、こう、胸がキューって」
小倉(山崎樹範)の頭をひっぱたくルカ。ジェンガが倒れてしまう。
(一同)「あ〜あ」 (小倉)「あーもー!」 (ルカ)「バーカ!」 (小倉)「なんだよー」 (ルカ)「ねえねえ、ウノで、じゃ、リベンジしようよ」 (エリ)「いいね」 (小倉)「いいよ」 (タケル)「ああ、じゃ、俺、コーヒーいれてくるね」 (エリ)「私、紅茶がいい」 (タケル)「OK、はいはい」
UNOの始める用意をするみんな。
(ルカ)「はい」 (小倉)「負けねーぞ」 (ルカ)「ウノ強いんだ。絶対負けない。勝つから、勝つ」
(タケル) 《その日、誰も知らない君の弱さを俺は知った。君がミチルを守るなら、俺が君を守ろうと思った。》
(ルカ)「ミチル、今日、どうだった?」 (ミチル)「あ、うん、タケル君の、仕事場に連れてってもらって、世界は広いなって思った」 (小倉)「世界は広いなー、か」 (ミチル)「うふふ。髪型だけじゃなくて、お化粧とか衣装とかトータルコーディネイトして、魔法みたいに空気変えちゃうの。すごいなーって思った。私は、いつも目の前のお客さんの髪を見てるだけだったから、」 (ルカ)「まー、世界は広いし、男だってごまんといるんだ。何も暴力男だけじゃないよ」 (小倉)「彼は、ミチルちゃんの手足を縛って、狭い世界に閉じ込めておきたかったのかもな」 (ミチル)「そうかもしれないね」 (タケル)「はーい、コーヒーいれたよ」
キッチンからタケルがトレイを持ってやってきた。
(タケル)「はい、これがオグリン」
新しい緑のマグカップに驚く小倉。
(小倉)「おお」 (タケル)「で、これ、エリー、紅茶ねー」
エリ(水川あさみ)も新しい赤のマグカップに驚く。エリと小倉は同じ模様。
(エリ)「ええ!タケル買ってきてくれたの?気が利くじゃん」 (ルカ)「タケルだもん」 (エリ)「サンキュ」 (タケル)「で、ミチルちゃんは、これ」
赤い模様のマグカップに驚くミチル(長澤まさみ)。ルカ、タケルと色違いだ。
(ミチル)「あ・・・あ・・・ありがとう。すごい嬉しい」
感激するミチル。
(ルカ)「ねぇねえ、乾杯しよ!」 (タケル)「乾杯しよ!」 (全員)「かんぱーい!」
ミチル、ルカ、タケル、エリ、オグリンの使っているマグカップはこちら!
テーマ:ラスト・フレンズ (長澤まさみ、上野樹里、瑛太出演) - ジャンル:テレビ・ラジオ
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